12月16日（火）、中学校で愛媛県警察本部人身安全対策・少年課の方々をお招きし、情報モラル教室を実施しました。

　近年、SNSやスマートフォンは私たちの生活に欠かせないものとなっていますが、その一方で、使い方を誤ると思わぬトラブルや被害につながる危険性もあります。

　教室では、SNSを利用する際の基本的なルールや、書き込みをする前に注意すべき点について学びました。一度インターネット上に公開された情報は完全に消すことが難しいこと、相手の気持ちを考えない言葉が深刻な問題につながること、個人情報の取り扱いには十分な配慮が必要であることなど、安全に利用するための具体的なポイントを確認しました。

　　

　後半は、実際のスマートフォン操作を想定した模擬端末を使用し、トラブルに巻き込まれる場面を体験しました。不適切な書き込みや安易な操作によって、どのような被害が起こり得るのかを疑似体験することで、情報機器の使い方について改めて考える機会となりました。

　今回の学習を通して、子どもたち一人一人が情報社会の一員としての自覚をもち、SNSやスマートフォンを安全で正しく活用していくことを期待しています。