12月22日 留学生友好の森づくり事業

2021年12月22日 17時30分

 「留学生友好の森づくり事業」は、石手川ダム水源地域ビジョン推進委員会(国土交通省松山河川国道事務所河川管理課・松山市水資源対策課)の御協力により、自然環境を保全し、地域で持続的に交流するために行われてきた活動で、昨年度はコロナ禍で開催できませんでした。

 今年度は、愛媛大学の留学生たちと日浦っ子が二つのプログラムで交流しました。

 

【能楽鑑賞・能ワークショップ】

 まずは、能楽師 宇髙 徳成(うだか のりしげ)様をお迎えして留学生と日浦っ子が日本の伝統文化(古典芸能)を味わいました。

 能面、舞、謡(うたい)、お囃子(はやし)の解説を受け、扇(おうぎ)を持っての舞の体験、「船弁慶」の後半部分を鑑賞しました。 

 

 能面をじっくり観察する留学生や質問コーナーで積極的に発表する日浦っ子、それぞれ貴重な体験をすることができました。

 

【日浦夢桜の森づくり~ヤマザクラ植樹活動~】

 午後からは、留学生と日浦緑の少年団(中学生)がヤマザクラ約20本を福見川地区の市有林に植樹しました。

 愛媛大学アカデミックアドバイザーの鶴見先生からの植樹方法の説明を受け、苗(なえ)と鍬(くわ)を持って急な斜面をジグザクと登りました。

 

 鍬で穴を掘って苗を植えた後、鹿がヤマザクラの苗を食べないように「くわんたい(幼令樹保護カバー)」という鹿よけネットをかけて完成。

 

 最後はみんなでインドネシア語のありがとう「Terima kasih(テリマ カシー)笑顔で別れを惜しみました。