小学校 川についての出前講座(総合的な学習の時間 4年生)
2025年1月29日 08時57分1月28日(火)、松山河川国道事務所の方々にお越しいただき、4年生の出前講座を実施しました。
総合的な学習の時間に、地域の石手川について探究してきた4年生。これまでに石手川の歴史を調べたり、水生生物による水質調査をしたりしてきました。
日浦地区を流れる石手川のきれいさを実感した4年生は、「この辺りの川がきれいなのはなぜなのだろう。」「他地域の石手川(中流・下流域)と比べるとどのくらいきれいさに違いがあるのだろう。」「日浦の川のきれいさを守りたい。そのためにどんなことをすればよいのだろう。」といった疑問を持ちました。
今回の出前講座では、これらの疑問について教えていただきました。
具体物やグラフなどの資料を用いて丁寧に説明していただき、疑問を解決することができました。
【今回わかったこと】
・川の汚れの主な原因は、人々の生活排水。日浦地区の川がきれいなのは、人が少なく、生活排水も少ないから。
・他地域の石手川ときれいさ(河川の水質を表すBODという数値)を比べると、やはりきれいさに違いがあり、日浦地区の方が圧倒的にきれい。中流、下流域の方が人が多く、生活排水も増えるから。
・川のきれいさを守るために、生活排水を少しでもきれいにして処理する浄化センターや下水道の仕組みを松山市などが整えている。昔はこの仕組みが不十分で、川も今より汚い状態であった。
・私たち一人一人にできることは、①節水(生活排水の量を減らす)を心掛けた生活の仕方、②食べ残しをしないなど、水を汚さない努力 であることを学んだ。
川の水は、私たち人間の生活には不可欠で、川を中心に人々のくらし、まちづくりは発展してきたということも改めて教えていただきました。今日学んだことを日常生活にいかしていきたいですね。また、他の人たちにも発信していきたいですね。