日浦小学校

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日浦中学校

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2学期始業式校長式辞より

皆さん、おはようございます。さあ、今日から2学期です。有意義で充実した夏休みを送ることができましたか? 約束通り、9月2日に、皆さんの元気な顔を見ることができて、とても嬉しく思います。

さて、今日は、校長先生が夏休みに学んだことについてのお話をします。それは、校長先生が夏休み中に見た、あるYouTubeについてです。「腰塚勇人」という名前で、インターネットで調べると、神奈川県出身の元先生という内容が、すぐ出てきます。この方は、中学校の体育の先生だったのですが、スキーで転倒し、首の骨を折る大けがをして全身まひ(動かない)の状態になってしまいました。一時は生きる望みを見失っていたようです。しかし、家族や周りの人々の支えや、担任していた生徒からの励ましを受け、苦しい懸命のリハビリを行って、4か月後にやっと歩けるようになり、必死の思いで復帰しました。その後、腰塚先生は、自分の経験を伝えるため全国で講演活動を行っています。そこでは、次のようなことを言っておられます。

「口」は、人を励ます言葉や感謝の言葉を言うために使おう。「目」は、人のよいところを見るために使おう。「耳」は、人の言葉を最後まで聴いてあげるために使おう。「手足」は、人を助けるために使おう。「心」は、人の痛みが分かるために使おう。

という5つの内容です。

皆さん、どうでしょうか。人を励ますような言葉、感謝の気持ちを伝える言葉をきちんと言えていますか? 他人のよいところを見ていますか。他人のすばらしいところを見つけていますか? どんな場面でも話を最後まできちんと聴いていますか? 困っている人がいたら手を差しのべ、足を運んで手伝っていますか? 悩んでいる人の心の痛みを共感してあげていますか? 日浦小中の児童生徒の皆さんは、日頃からしっかりできている様子が感じられます。ですが、もう一度、自分を振り返ってみる機会としてください。そして、これから行事の多くなる2学期です。この5つの視点を大切にしながら、日浦小中全員で充実した学校生活を送ってほしいと思います。是非、インターネットで検索して一人一人がこの腰塚先生の想いに触れて、考えを深めてほしいと願っています。もう一度言います。「口」は、人を励ます言葉や感謝の言葉を言うために使おう。「目」は、人のよいところを見るために使おう。「耳」は、人の言葉を最後まで聴いてあげるために使おう。「手足」は、人を助けるために使おう。「心」は、人の痛みが分かるために使おう。です。2学期も頑張りましょう。

お知らせ

地域の伝統行事 川施餓鬼

2024年8月15日 15時46分

 8月15日(木)、日浦地区の伝統行事である「川施餓鬼」が実施されました。

 この行事は、1585年豊臣秀吉の四国征伐で、伊予河野一族の得能家の(石手川ダムの上にあった)奥乃城が落城。その時の七人大将を供養するため古来から旧暦7月15日に行われてきた施餓鬼念仏会の一つです。大幟(のぼり)高さ12mを担ぎ、川の中を練り歩く伝統行事です(日浦地区まちづくり協議会作成ひうらマップより)。一時期途絶えていましたが、平成5年、地域住民の呼びかけで復活しました。

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 オープニングに、子どもたちが日浦太鼓を演奏し、神事を行った後、笹念仏、川施餓鬼を執り行いました。

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 少しの練習時間でしたが、立派な演奏ができました。また、川施餓鬼(幟運行)では、本校教職員や保護者の皆様にも御参加いただき、無事運行できました。

 その後、魚のつかみ取りもあり、子どもたちは大喜びで川遊びを楽しんでいました。

 御参加いただいた皆様、ありがとうございました。

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